はじめに

エクセルをPDFに変換したり、データベース上から修正データをPDFでダウンロードして印刷したり。PDFは資料の作成・共有にあたり多くの場面で使用されます。

このPDFがあらかじめ保存されていて、そのデータを印刷する際、UiPathではどのように構築したらよいのか紹介します。

処理フロー(概要)

①空のPDFから ②指定のPDFを展開して ③印刷する

今回使用するアクティビティ

  • Open Application
  • Set to Clipoard
  • Send hotkey
  • Click

ポイント

Open ApplicationアクティビティのArgumentsは空にする

 

開発手順

  1. Open Applicationアクティビティを配置します
  2. 展開したいファイルを選択し、プロパティーからFilenameとSelecterを設定します
  3. Argumentsは空のままにします(空のAdobeが展開されます)
  4. Open Applicationアクティビティ内のシーケンスにSend hotkeyアクティビティを使用して展開します
  5. Set to Clipoardアクティビティにファイル名(フルパス)をセットします
  6. Send hotkeyアクティビティでペーストします※1
  7. 展開されたPDFファイル内でSend hotkeyアクティビティ+Clickアクティビティで印刷します※2

※1 Type intoアクティビティでもファイル名を記載することはできますが、UiPathは半角カタカナに対応していないためファイル名に半角カタカナがあった場合、誤変換されます。その事象を避けるためにSet to Clipoardアクティビティ+Send hotkeyアクティビティの使用を推奨します。

※2 クリックのみでも進むことはできますが、UiPathはキーボード操作のほうが正確なため、今回はSend hotkeyアクティビティを多用しています。

 

上記手順で構築すると、以下のような画面になります。

 

以上となります。

 

この流れは癖のあるエクセルファイルやアクセスファイルを展開・印刷する際にも使う方法なので、ぜひおさえてください。